南米アンデス・ブランカ山群トレッキング
投稿者 西田 進
掲載日 04-10-20

ヒマラヤ、キリマンジャロ、カナディアン・ロキーと続いた私の高所トレッキングの次なる目的地は南米アンデスであった。 南米は人文地理学的にも自然地理学的にも興味深いところであるが、特に氷河期の名残を残す巨大なU字谷は、他では見られない。 アンデス山脈は、西は太平洋、東はアマゾンを経て大西洋に臨む大分水嶺を形成している。 この大分水嶺を標高4800mの峠で2度越える今回のトレッキングの一端を紹介する。         (2004年7月)


先ず、ペルーの首都リマから400km離れた登山基地ワラスに着く。 ホテルがあるのはここまで。 これからは5日間の天幕生活が続く。

A
登山基地のワラスのホテルでフォルクローレを聞く。
「コンドルは飛んでいく」 などを楽しく演奏してくれた。
ワラスの市場に出かける。現地の人は原色の衣服が好きだ。アンデスはアルパカの原産地でもある。

A
      ヤンガヌコ谷は巨大なU字谷
両側は6700mの山、谷底は標高約3700mだから、比高約3000mの深い谷。向うに見えるのは標高約5000mのネグロ山脈(海岸山脈)である。
       ペルー最高峰のワスカラン
左が南峰(6768m)、右が北峰(6655m)、鞍部から氷河が流れ出している。かつて氷河期に氷河によって削られて、U字谷ができたという。


今回のコースでは、先ず車で太平洋側からアマゾン側に入り、トレッキングを開始して、ウニオン峠(4750m)で再び太平洋側に出た。

A
         ウニオン峠(4750m)
峠のこちら側がアマゾン側(大西洋側)、向うが太平洋側である。プレ・インカの道として、馬が通れるだけの幅に切り開かれている。
      幕営地タウリパンパ(4100m)
ここからタウリラフ(5830m)が目の前に見える。
一行はリーダーを含めて7人。現地山岳スタッフが幕営設定、食事準備、運搬をやってくれる。

A
夜のタウリラフと明けの明星 南十字星(右上の4つ星)

A
4500mの岩壁に咲く華麗な花
現地ガイドは「リマリマの花」といっていた
サボテンの一種
現地ガイドは「ワリカーシャの花」と呼んでいた

A
黎明のキタラフ(6036m)
 
 
 世界で一番美しい山といわれるアルパマヨ(5947m)
こちらは東面だが、南西面から見るとヒマラヤ襞(ひだ)が素晴らしいという。

A
        サンタ・クルス(6259m)
形はスイスのマッターホルン(4478m)に似ているが、どことなく優雅で、アンデスの名山といえる。
 
    コノコーチャ峠(4050m)で出会ったリャマ
リャマは、主にペルー、ボリビアの標高2200〜4000mの高地草原に生息するラクダ科の動物。輸送用役畜
として飼育されている。

詳しい記事は、右をクリックして西田のホームページでご覧下さい。
ご覧の後、ブラウザの[戻る]でクラシックにお戻り下さい。