六十里街道は庄内地方と内陸の山形を結ぶ道で1200年以前に開かれた古道と伝えられている。山岳信仰が盛んだった頃は東北や関東の各地から出羽三山をめぐる多くの白装束の行者たちで賑っていた。また、庶民にとっても欠かせない物流の道でもあり、戦いの道でもあった。今回我々は先達の矢野光夫さんの案内で歩いた。
 
蟻腰峠登り道標識
先達の矢野さん
湯殿山石碑
3日目 本当は登りのはずだったが、逆コースを取ることになり、志津口留番所から一本木茶屋跡まで歩いた。途中石畳の道が復元されつつあった。山栗を沢山拾いおみやげにして帰途についた。
2日目 朝食前に 湯殿山神社に。熱湯が湧き出る岩がご神体なので、入口でお祓いを受けた後、裸足になってお湯の流れる大きな岩を登り、参拝。ホテルから田麦俣へのコース。大堀抜・小堀抜と呼ばれる掘り割りを過ぎるとずっと下り道。花の木坂にある「千手ブナ」は見事。笹小屋跡、一杯清水などいくつかの茶屋跡や清水でのどを潤しながら、茅葺き屋根の多層民家の残る田麦俣の部落に。
刈り入れ前の稲田
ここから山道に
行事記録・写真 46 湯殿山神社・旧六十里越街道トレッキング
笹小屋跡前で
大日坊
試合 ダブルス
開 催 日 2008年10月7日ー9日
リーダー 青柳克己・手塚恭子
写 真・文 押見作知子
参加人数 12名
三山りんどう
田麦俣多層民家
千手ブナ
大日坊の山門前で
1日目は宿に荷物を置いて車で「大日坊」へ、此処は弘法大師の開基したと伝えられている寺で、即身仏の真如海上人が安置されていた。メタボの住職の話術にみんなお守りを求めたあと、色づき始めた山里から塞ノ神峠を通り、あけびの実をとったりしながら柳清水のあまい水でのどを潤したあと宿に。温泉にゆったりと浸かり、山菜たっぷりのお料理を満喫した。9568歩