昼食のあと、再びバスに乗り、造り酒蔵に案内された。お酒が出来るまでが順に説明された。右奥の黒いタンクに入っているお酒を1人で毎日晩酌すると、20歳の若者が80歳まで飲み続けられる由。
みなさん試飲をした。一番手前はナポレオンという45度の清酒。
日本三大渓谷の一つと呼ばれるここは、往復1.5キロのトンネルから覗き見する仕掛けになっていた。入場料を払って「入抗」すると説明のイラストをまず眺めることになる。
バンザイ!1537mの頂上に立った。しかし、急に雨風が強まってきた。向かいの大岳を一登りすれば、あとはずっと下りだ。
行事記録・写真 35 守 門 岳

タニウツギ。この時期、山は花の盛りである。
開 催 日 2007年7月1日-2日
リーダー 高橋朝子・那須秋男※白川博昭
写真・文 古谷 実
加人数 17名
A
7月2日、予報に反して雲が高い。降り出す前になんとか急登をクリアしたい。まず準備体操から。
三大渓谷美というと、あとの2つはどこ?黒部と三重の大杉渓谷だそうだ。でも、みなさんこの景色に心打たれれているようには、見えなかったけど。
 朝7時、新宿南口をバスはスタート。関越トンネルを抜けて塩沢インターからさらに30分、最初のビューポイント清津峡に向かう。景色に堪能したら次はお酒の味見に。アルコール45度という新発売の日本酒もあって試飲をたっぷりさせてもらってから宿に到着。
 明けて朝5時半に朝食、大原スキー場の上までバスで送ってもらい、いよいよ守門岳へむかう。最初の2時間半は急登の連続、やがて尾根筋に出て守門の頂が見えた。この日の天気は朝から雨の予報だったが、11時に頂上到着まで、空は堪えてくれた。しかし、おにぎりを1個食べる間もなく大雨となり、隣の大岳を越えて麓まで、4時間たっぷり、川と化した山道を歩くこととなった。
頂上が見えてきた。ところどころに雪渓が残っている。
標高差900mをどんどん快調に登った。
ホッと一休み、あと30分のガンバリだ。